4Fのサブステージでは3つのステージイベントを開催。
①AI活用コンテスト「フード・建設業界 ~AI活用を身近な存在へ~」
建設・食品飲食・食品卸売の3部門で、各業界を代表する企業の「リアルなAI活用事例」を一挙公開。
現場に蓄積されてきた暗黙知を来場された皆さんに共有する場として大盛り上がりでした。
ここでは各部門で受賞された企業をご紹介します。
建設部門:株式会社プレジオ 様
現場監督の事務作業を徹底的に棚卸しし、新職種「建設ディレクター」や生成AI、RPAへ業務を移行する“引き算”のDXロードマップを公開。
審査員からは「新しい技術で確かな競争力を生み出している」「AIをパートナーとして事業を拡大していく姿勢に夢がある」と各社の挑戦を称える熱いコメントが贈られ、さらに「市販のツールだけでなく、社員自らが身近な課題解決のためにAIを活用する市民開発の事例が多く、AIを用いた逆襲の時代を期待させる」と、建設業界におけるボトムアップ型のAI活用を高く評価する総評で締めくくられました。
食品飲食部門:株式会社ガネーシャ 様
需要予測から自動発注、シフト作成、さらには口コミ返信まで、現場を圧迫していたルーティン業務をAIで劇的に効率化。例えば、天気や近隣イベントのデータを取り込んだAIによる集客予測は、ロス削減だけでなく、スタッフの最適なシフト配置を実現し、人件費率の大幅な圧縮(約4.63%改善)に成功しています。
審査員からは「単なる業務効率化にとどまらず、浮いた時間を『人』に投資し、スタッフのモチベーションと店舗の価値向上に繋げている点が素晴らしい」と絶賛のコメントが寄せられました。また、「飲食業界特有のアナログな課題に対し、各社がAIを強力なパートナーとして使いこなし、独自の解決策を見出している点に大きな希望を感じた」と、参加企業全体の取り組みの高さを称える総評が送られました。
食品卸売部門:渋谷レックス株式会社 様
リソース不足の危機から始まった「全社的なAX(AIトランスフォーメーション)」の軌跡をお話しいただきました。
受発注ツール(TANOMU)の導入で月間120時間の入力業務をゼロに、次なる成長エンジンとして全社員向けにAI研修を実施。その結果、社員自らが「店舗オーダーアプリ」や「宿泊手配アシストアプリ」「日程調整アプリ」などの業務ツールを次々と開発するボトムアップ型の文化が定着しました。
審査員からは「特別なIT部門ではなく、現場の社員自身が課題を見つけ、AIを使ってアプリを開発している市民開発の理想形だ」と絶賛されました。また、3社共通の講評として「会社の規模に関わらず、まずは小さく始めてみることで、AIを自社の強力な『資産』に変えられるということを、各社の素晴らしい発表が証明してくれた」と締めくくられました。
②FOOD CROSS AWARD
外食運営企業様・食品卸企業様のシステム活用事例とその成果が共有されました。
受賞企業の取り組みを一部紹介いたします。
飲食/宿泊部門:株式会社銀の葡萄 様
原価管理の重要性と、原価計算の仕組みを説明いただき、AIを活用した分析手順を共有いただきました。
従来のExcelによる手作業(1店舗あたり約2時間)を、AIを活用することで追加投資なし、数分で効率化することができたそうです。
最後に、分析自体は数分で終わるため、最も重要なのはデータそのものではなく、それを元に現場の改善へとつなげる「実行力」であると、お話しいただきました。
食品卸/メーカー部門:中村角株式会社 様
FAXや電話中心の手入力負荷に対し、使い慣れたLINEによる発注が可能な「TANOMU」を導入。
担当者が全営業へ同行訪問する泥臭い現場伴走で定着させ、注文ミスゼロや大幅な時間短縮を達成しました。今後はAI-OCRも併用し、受注デジタル化率100%を目指していると語っていただきました。
③Builders' Mart Cafe
ここでは、2つのパネルディスカッションを通じ、建設業のDXにおける悩みを共有しました。
最初のディスカッションは、クラフトバンク様、スパイダープラス様、そしてインフォマートの3社が登壇。「建設業のこれからについて~有識者が語るテクノロジーの潮流と、業界構造の革新シナリオ~」と題して、各社の知見を語り合いました。
続いて、飯田組様、屋部土建様をはじめとした建設業界の方々にご登壇いただき、建設現場におけるデジタル化のリアルをお話しいただきました。ご登壇いただいた皆様のご経験に基づいたお話を沢山伺うことができ、明日からでもすぐに真似できそうな、大変貴重な機会となりました。
また、当社コンストラクション事業部門 執行役員の田中からは、今後のBtoBプラットフォーム TRADEの開発方針もお話しいたしました。
講演後は、フリーコミュニケーションタイムになり、本イベントにお越しいただいた建設業の皆様の情報交換の場となり、閉会ギリギリまで活発な意見交換が行われました。
ピックルボール体験
4Fには通常より小さいコートながら、最近話題のスポーツ「ピックルボール」の体験できるコーナーがあり、終日参加者が途切れることなく、ラリー音がフロアに響き続けました。
ピックルボール選手の羽澤選手と西田選手にもご参加いただき、参加者へのコーチングなどご協力いただきました。
ビジネスイベントでありながら、身体を動かして交流を楽しめるユニークなコミュニケーションの場として設置され、多くの方々にご参加いただきました。
地域社会貢献ブース
会場の出口付近では琉球コラソン、東京ヴェルディといったスポーツチームのサポートを通じた地域貢献活動をご紹介。
また、当社のCSR活動の一環として、貢献障がい者就労支援施設と連携したオリジナルクッキーBOXをお客様にお配りしました。